非公式まとめ / 3x3 男子日本代表

情報更新日:

3x3男子日本代表、
LA 2028への道

男子はいまアジアパシフィック・ゾーン3位(2026年5月21日時点)。ランキングで五輪に直接出場するには、2027年12月1日時点でゾーン2位以内に入る必要があります。届かなかった場合も、2028年の世界予選・最終予選で出場を狙えます。

五輪出場ランキングの確定まで—日
最終予選(東京大会)開幕まで—日
ロサンゼルス五輪 3x3 開幕まで—日

最終予選は2028年5月4〜7日に東京、5月11〜14日に上海で開催(日本の出場は未定)。五輪3x3は2028年7月16〜22日、男女各12チームが出場します。

HOW IT WORKS

3x3のしくみ

5人制の五輪出場は、主に代表チームがワールドカップや予選大会で勝ち上がることで決まります。3x3は、選手一人ひとりが稼いだポイントの合計で国の順位が決まり、その順位が五輪への出場に直結するのが大きな違いです。

  1. 01

    選手が大会に出る

    代表チームの大会だけでなく、クラブチームで出る大会も対象です。

  2. 02

    個人ポイントを獲得

    大会の格と成績に応じて、選手ごとにポイントが付きます。

  3. 03

    国内上位20人を合算

    各選手の成績上位9大会・2年分が対象。この合計が国別ランキングになります。

  4. 04

    五輪の出場枠が決まる

    2027年12月1日時点の順位で、アジアパシフィック・ゾーンは上位2か国が出場権を獲得します。

Events / ポイントが付く主な大会

代表チームで出る

国と国の大会

ワールドカップ、アジアカップ、ネーションズリーグ、アジア競技大会、五輪予選など。

クラブチームで出る

プロサーキット

世界を転戦するFIBA 3x3 ワールドツアーと、その下の大会にあたるチャレンジャーなど。Team TOKYOが出場したのはチャレンジャーです。

国内

国内のリーグ・大会

国内リーグや日本選手権なども、FIBAに認定された大会であればポイントの対象です。

Glossary / このページに出てくる用語

このページに出てくる用語(9語)アジアパシフィック・ゾーン、国別ランキング/個人ランキング、ワールドツアー/チャレンジャー、ネーションズリーグ/STOP、本戦/予備予選、予選プール、U21/U23、OQT1/OQT2/OQS、HC
アジアパシフィック・ゾーン
アジアとオセアニアをまとめた地域の区分。中国、モンゴル、日本、ニュージーランドなどが入ります。五輪のランキング枠は、このゾーンの上位2か国に与えられます。
国別ランキング/個人ランキング
選手ごとのポイントが個人ランキング。その国の上位20人の合計が国別ランキングです。
ワールドツアー/チャレンジャー
クラブチームが世界を転戦するプロの大会(プロサーキット)。ワールドツアーが最上位で、チャレンジャーはその下の大会です。
ネーションズリーグ/STOP
国の代表チームによるリーグ戦。1週間ほどの間に「STOP」と呼ぶ大会を何回か行い、その合計で総合順位を決めます。
本戦/予備予選
多くの国際大会は、本戦の前に予備予選(クオリファイングドロー)があります。ランキング上位のチームは予備予選なしで本戦に入れます(ストレートイン)。
予選プール
本戦の最初に行うグループ戦。3〜5チームで総当たりし、上位が決勝トーナメントに進みます。予備予選とは別のものです。
U21/U23
21歳以下・23歳以下のカテゴリー。U21ネーションズリーグで総合優勝すると、U23ワールドカップに出場できます。
OQT1/OQT2/OQS
2028年に行われる五輪予選。OQT1は5人制で近年五輪に出ていない国向け、OQT2はランキング上位国向けの予選、OQS(Olympic Qualifier Series)は最終予選です。
HC
ヘッドコーチ。3x3は試合中にベンチから指示を出すコーチがいませんが、代表チームにはヘッドコーチがいて、合宿や選考、大会前後の指導を担当します。
出典(2件)

NOW

30秒でわかる現在地

2026年、男子は3つのルートで国際大会に出場しました。ランキングと、主な大会で掲げていた目標・結果です。

Ranking / 国別ランキング(男子)

世界14位

2026年5月21日時点

アジアパシフィック・ゾーン3位

2026年5月21日時点

ゾーン内の順位(2026年5月21日時点の世界順位)
1中国世界10位
2モンゴル世界11位
3日本世界14位
4ニュージーランド世界21位
LA 2028のランキング枠は、アジアパシフィック・ゾーン(アジア+オセアニア)の上位2チームに与えられます。判定は2027年12月1日時点です。2026年4月15日時点で、ゾーン2位の中国のポイントは日本の約1.7倍でした。
ゾーン上位3か国のポイント(2026年4月15日時点)
1 モンゴル約573万
2 中国約569万

日本が2位に入るには、この時点で約235万ポイントの差を縮める必要がありました。5月21日時点では中国とモンゴルの順位が入れ替わっています。

Goals & Results / 主な大会の目標と結果

出典(2件)

POLICY

日本代表の強化方針

JBAが公表している、LA 2028に向けた3x3男子の強化方針をまとめました。

目標

JBAは、男子の目標をロサンゼルス2028五輪への出場としています。

基本方針

2024年11月にJBAの技術委員会が決めた方針です。

  • 世界を転戦
  • 長期的に継続
  • 同じメンバー

中期計画(2025年5月発表)

  • 海外コーチの招へい
  • 世界を転戦してポイントを獲得
  • U23を中心とした選手の発掘・育成
  • 国内ツアーの再編(U23カテゴリーの新設)
「FIBAランキングをみんなで上げる」JBAが「三本の矢」のミッションとして掲げている言葉(2026年2月20日発表)

ランキングの仕組み(五輪出場に関係するルール)

国別ランキングは、国内上位20選手の個人ポイントを合算して決まります。対象は2025年12月1日〜2027年12月1日の2年分で、各選手の成績上位9大会が数えられます。
出典(3件)

THREE ARROWS

三本の矢

JBAは2026年2月から、男子を3つのルートに分けて強化しています。それぞれが国際大会に出場し、2年後に3つのカテゴリーから代表を選ぶとしています。

3x3専任選手

3x3を専門にプレーする選手たち

2026年に出た主な大会
アジアカップ、ワールドカップ
目標と結果を見る →

U23(アンダーカテゴリー)

23歳以下の選手。大学生が中心

23歳以下という年齢の区切りのため、大学生が中心になります。JBAは中期計画で「U23を中心とした選手の発掘・育成」を掲げ、大学生の3x3大会(3x3インカレ・プレ大会)で活躍した選手を代表活動に招集しています。2026年のアジア競技大会の3x3も23歳以下の大会でした。

2026年に出た主な大会
U21・U23ネーションズリーグ、アジア競技大会
目標と結果を見る → U23代表経験者のその後 →

Team TOKYO 2026

Bリーグの選手がオフシーズンに参戦

2026年に出た主な大会
FIBA 3x3 チャレンジャー(プロサーキット)3大会
目標と結果を見る →
2028

JBAは、3つのカテゴリーから代表を選んで五輪出場を目指すとしています。

出典(3件)

TEAM TOKYO 2026

Team TOKYOの挑戦

Bリーグの選手6名で結成された、JBAの3x3スペシャライズドチームです。2026年2月に選考合宿を行い、6〜8月にアジアのチャレンジャー大会を転戦しました。

選手Bリーグ所属(2026年3月6日時点)
ケネディ トーマスシーホース三河
中村 太地島根スサノオマジック
江原 信太朗滋賀レイクス
小川 麻斗京都ハンナリーズ(7月1日から神戸ストークス)
ホルツ ジェイク幸輝名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
長谷川 比源滋賀レイクス(7月1日から横浜エクセレンス)
  • 6.20–21シンガポール
    Lion City Challenger:本戦の予選プールで敗退(16チーム中11位)

    目標「まずは予選のどちらか1つに勝ちに行く」(中祖HC)

    Toronto 13-21 / Bordeaux 14-20

  • 7.25インドネシア
    Batam Challenger:予備予選で敗退(16チーム中15位)

    目標 決勝トーナメント進出(JBAの大会記事)

    DeQing 13-21 / Minakami TOWN.EXE 13-21

  • 8.15シンガポール
    Singapore Challenger:予備予選で敗退(16チーム中15位)

    目標 初勝利と予選突破(JBAの大会記事)

    Shanghai 17-21 / Christchurch 16-20

JBAは今シーズンを「ファーストステップ」と位置づけ、来シーズンも取り組むとしています。2027年の体制はまだ発表されていません。

「やればやるほど良くなるというのは間違いない」中村太地選手
「この活動は全員で今後も続く長期計画です」中祖嘉人ヘッドコーチ
出典(11件)

ROAD TO LA 2028

LA 2028への道

五輪3x3に出場できるのは男女各12チーム。そのうち日本の男子が狙えるのは、開催国枠とOQT1を除く9枠です。

開催国
アメリカ。
ランキング枠
2027年12月1日時点の国別ランキングで決定。アジアパシフィック・ゾーンからは上位2か国(オセアニアが上位2つを占めた場合は、アジア最上位国が繰り上がり)。日本はゾーン3位(2026年5月21日時点)。
OQT1
直近2回の五輪で5人制に出ていない国が対象の予選。日本は対象外です。
OQT2
ランキング上位国が出場する2028年の世界予選。上位2か国が出場権を獲得。
最終予選(OQS)
2028年5月に東京と上海で1大会ずつ。各大会の優勝国が出場権を獲得。2027年の主要大会の上位国などが出場します。
  1. 2025.12–2027.12ランキングのポイント対象期間

    この2年間の国際大会の成績がランキングに反映されます

  2. 2027.3.31–4.4FIBA 3x3 アジアカップ2027(モンゴル・ウランバートル)
  3. 2027.6FIBA 3x3 ワールドカップ2027(シンガポール)

    日程の詳細は未発表

  4. 2027.12.1ランキング確定

    ランキング枠の5か国が決まります

  5. 2028.3–6世界予選(OQT1・OQT2)

    日程・開催地は未発表

  6. 2028.5.4–7 / 5.11–14最終予選 Olympic Qualifier Series(東京/上海)

    各大会の優勝国(男女各1)が出場権を獲得

  7. 2028.7.16–22ロサンゼルス五輪 3x3
出典(3件)

SEASON 2026

2026シーズンの振り返り

フル代表とU21・U23代表の主な大会で、大会前に掲げていた目標と結果です。

スコアの見方

3x3は10分間の試合ですが、どちらかが21点以上に届いた時点で試合終了です。そのため、スコアの形で試合の展開がわかります。

  • 21-17先に21点に届いて勝利。
  • 15-20どちらも21点に届かず、10分が終わった時点でリードしていた方の勝ち。
  • 20-2220点から2点シュートを決めて21点を超えた。同点で延長(先に2点取った方が勝ち)になった場合も22点以上になります。
3x3専任

FIBA 3x3 アジアカップ2026

4位 / 22チーム4.1–5 / シンガポール
目標優勝絶対に優勝するので応援よろしくお願いします小澤崚選手(大会前)。JBAも「目標の金メダル獲得」と記載
結果22チーム中4位予選を含む22チーム(本戦12チーム)。準決勝・3位決定戦で敗戦
ラウンド相手スコア
予選プールシンガポール○ 20-16
予選プール韓国● 15-20
準々決勝モンゴル○ 21-20
準決勝ニュージーランド● 16-21
3位決定戦中国● 20-22

メンバー:小澤崚、井後健矢、仲西佑起、クーリバリソロモン。中祖HCは大会後、アジアの国々に日本が研究されていたと振り返りました。

3x3専任

FIBA 3x3 ワールドカップ2026

20位 / 20チーム6.1–7 / ポーランド・ワルシャワ
目標ベスト8(日本初)今大会の目標はベスト8中祖嘉人ヘッドコーチ(大会前)
結果20チーム中20位予選プール0勝4敗で敗退
予選プール相手スコア
6.1中国● 14-22
6.1ドイツ● 15-21
6.3オランダ● 14-21
6.3ニュージーランド● 15-19

メンバーはアジアカップと同じ4人。

外から打つ攻撃に切り替え3x3の2点シュートは、アークの外から打つシュートで、5人制の3ポイントにあたります。日本はアジアカップでは1点シュートの方が多く打っていました(1点82本・2点61本)が、ワールドカップでは外から打つ攻撃を増やし、1点41本・2点62本と比率が逆転しました。2点シュートの試投数は出場20チームで最多です。中祖HCは大会後、2点シュートを打つ機会が増えたことを成功と評価し、精度を上げることを課題に挙げています。
U21

U21 ネーションズリーグ(アジア2)

2位 / 6チーム7月 / マレーシア

U21ネーションズリーグで総合優勝すると、U23ワールドカップの出場権が得られます。

目標総合優勝(U23 W杯出場権)JBAの大会記事(男女共通の記述)
結果6チーム中2位(総合準優勝)U23 W杯の出場権は獲得ならず
U23

U23 ネーションズリーグ(アジア セントラル/イースト)

5位 / 6チーム8.10–16 / 中国・滄州
目標3つのSTOPで優勝し、総合優勝3つのSTOPで優勝中祖嘉人ヘッドコーチ(大会前)
結果6チーム中5位STOPごとの順位は3・5・4・2・5・5位。U23 W杯の出場権は獲得ならず
U23

第20回アジア競技大会(23歳以下)

8位 / 16チーム9.21–25 / 愛知・名古屋
目標金メダル金メダル一択中祖嘉人ヘッドコーチが選手と共有した目標(JBA記事)
結果16チーム中8位準々決勝でイランに3-21
ラウンド相手スコア
予選プールシンガポール○ 21-17
予選プール韓国● 12-21
予選プールタイ○ 21-19
準々決勝進出決定戦カザフスタン○ 18-17
準々決勝イラン● 3-21

メンバー:バラダランタホリ玲依、野田悠峨、ロイ優太郎、小野恵富(全員大学生)。

「次にどうしていかないといけないかを考える材料ができた」中祖嘉人ヘッドコーチ(アジア競技大会後)
出典(13件)

PLAYERS

選手たち

3x3の選手はシーズン中にクラブを移ることが多いため、所属には時点を併記しています。ポジションはJBAが公表していないため載せていません。

小澤 崚

178cm / 1999年生 / 茨城県出身

高校卒業後すぐに3x3専任に。U18・U23代表の経験があります。国内個人ランキング1位(5月21日時点)。

SHIBUYA SCELFIDA(2026年5月時点)

井後 健矢

198cm / 1995年生 / 大阪府出身

大学卒業後、アメリカやスペインでの挑戦を経て3x3へ。

SAGAMIHARA PROCESS(2026年5月時点)

仲西 佑起

191cm / 1992年生 / 奈良県出身

25歳ごろに3x3を始め、会社に勤めながらプレーを続けています。

NINJA AIRS(2026年5月時点)

クーリバリ ソロモン

183cm / 2000年生 / 神奈川県出身

大学で3x3を始め、2026年に代表初選出。アジアカップで1試合5アシストの日本男子記録(JBA調べ)。

UTSUNOMIYA BREX.EXE(2026年5月時点)

出羽 崚一

190cm / 1993年生 / 千葉県出身

2025年10月の高雄チャレンジャーでクラブ優勝。2026年のアジアカップ・ワールドカップは予備登録。

UENOHARA SUNRISE(2026年5月時点)
出典(4件)

RULES

はじめての3x3

5人制との違いを押さえると、観戦がもっと面白くなります。

3人対3人、ゴールは1つ

コートは通常の半面ほど。1チーム4人で、コート上は3人。ベンチからの指示を出すコーチはいません。

12

1点と2点

アークの内側からのシュートは1点、外側からは2点。フリースローは1本1点です。

10分・21点

試合は10分1本勝負。先に21点に届いたチームがその時点で勝ちです。同点なら延長で、先に2点取った方が勝ち。

12

12秒で打つ

ショットクロックは12秒。攻撃がとにかく速く、目が離せません。

攻守が切り替わったらアークの外へ

リバウンドやスティールでボールを取ったら、一度アークの外に出してから攻撃します。

交代は自由

ボールがデッドのとき、エンドラインの後ろで自由に交代できます。タイムアウトは各チーム1回。

出典(1件)

NEXT

次の試合と応援方法

試合を見る

国際大会は FIBA 3x3 公式YouTube で配信されています。大会によっては有料メンバー限定の場合があります。

最新情報を追う

代表の発表や試合結果は、JBA 3x3の公式アカウントで発信されています。

国内で観る

代表選手の多くは国内の3x3クラブでもプレーしています。国内の主要リーグのほか、第12回3x3日本選手権の決勝が2027年2月27〜28日に東京で開催予定です。

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